霊山安立廟
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霊山安立廟開廟にあたって 

 今般、聖仏舎利宝塔地下納骨堂に、先祖供養の根本道場「霊山安立廟」を開廟する運びとなりました。霊山安立廟という特別なる礼拝空間において、御釈迦様の御真骨・聖仏舎利をより篤く供養し、教祖杉山辰子先生を始めとする大乗教先師の諸霊を尊んで参る所存であります。また廟内において、永代供養をご希望される御信徒の為に、本教が独自に考案した法式で個人型納骨の受け入れを開始させて頂きます。霊山安立廟の開廟をきっかけとして、聖仏舎利をお預かりする大乗教こそ教主釈尊と最も縁の深い教団であるとの自覚を深め、信仰においては「先祖供養が第一」であることを再確認して頂きたく存じます。
 
 法華経如来寿量品の自我偈には「衆見我滅度 廣供養舎利」とあり、仏滅後の世の中においては、まず仏舎利を拝むことが肝要だと教えられます。仏舎利を拝むということは、歴史的な教主釈尊の<死>という現実に対面するということですが、同時に永遠の生命を持つ久遠本仏への信仰のはじまりになり得る行です。いずれにせよ仏舎利供養は永遠の生命という法華経教義の核心部分に直結しており、大乗の信仰においては最も大切にすべきものです。しかしながら、我が国において仏舎利供養は仏教を国教とする他のアジア諸国程は宗教文化として浸透しておらず、教団内外において聖仏舎利の価値が十分に理解されていない状況は誠に遺憾に堪えません。聖仏舎利宝塔建立から約50年経った今、聖仏舎利の威光を広めるという宝塔建設本来の使命を果たす為に霊山安立廟は誕生したのであります。
 
 2023年5月に大乗教は開教110周年を迎えます。節目の年に向けて「開教110周年を越えて 安立行で時代を拓こう」という教団指針を既に発表致しました。霊山安立廟はまさに「教主釈尊−安立行大菩薩−教祖−大乗教」という安立行大菩薩の血脈を直に感じることの出来る奥の院としての役割を担います。来年から毎月15日には全宣教師によって月例法要を霊山安立廟で行います。さらに隣接する納骨室を利用されている各家におかれましては、納骨の儀を霊山安立廟で厳修するよう要請致します。そうすることによって大切な故人の御霊は御本佛や杉山教祖のおわす霊山浄土に還っていき、自らも安立行大菩薩の眷属としての自覚を深めて頂けるものと確信致しております。御信徒の皆様方の益々の御理解・御協力をお願い申し上げます。

合掌

令和3年11月14日 秋季大祭の日に
 
大乗教管長 杉崎法教