聖仏舎利宝塔は、釈尊の威徳を称え、一天四海皆帰妙法と世界平和を祈念し、昭和51年11月28日落慶しました。内部は、
聖仏舎利殿(屋上パゴダ部分)
教祖殿(1階、2階部分)
からなり、春季大祭や秋季大祭など、大乗教の主要な行事はここを舞台にして行われております。
釈迦牟尼仏の御真骨を奉祀した神聖な宝殿。「世界の平和と幸福を祈念して建てられた」旨の銘文には、インド首相・ネパール王・スリランカ首相等もサインをされています。
御署名者
インディラ・ガンジーインド首相(上段左端)
ビレンダラ・ネパール国王(上段中央)
バンダナイケ・スリランカ首相(上段右端)
ゴンソルバス・在日インド大使(下段左端)
パント・在日ネパール大使(下段中央)
チラカラタナ・在日スリランカ大使(下段右端)
杉崎法涌大乗教総務長(右下隅)
釈尊一代説法の帰結、衆経の王『法華経』を所依の経典とし、久遠実成の釈迦牟尼仏を中心として、本化地涌の四菩薩を本尊と祀る本教では、釈尊の御真骨をインド政府より拝受し、永遠に奉祀したいと念じ続けてきました。インディラ・ガンジー首相(当時)に親書を送り、インド政府と交渉を始めて、約10カ月余、その努力によって、ついにインド政府より仏舎利拝受の正式の快諾を得るに至りました。 昭和48年11月19日、故杉崎法山前管長を団長とする総勢83名の仏舎利奉迎使節団は、羽田空港からインドに出発。11月28日にインディラ・ガンジー首相を表敬訪問。その夕刻、ニューデリー、ブッダヴィハラ寺院において、使節団の見守る中で、仏舎利を拝受しました。